何よりも通う方の為に
最近は大手パーソナルトレーニングジムを含め多種多様なジムが増えています。
急成長する業界の一方、トレーナーの成長も求められています。
しかし、パーソナルトレーニングがサービス優先型になり過ぎた為、質が落ちてきている所も少なくはありません。
「毎回違うトレーナー」「毎回同じ事を聞かれる」「ベテランと新人に毎回差がある」これで良いでしょうか?
厳しい言い方にはなりますが「通うだけで効果がでる」「とにかく楽が良い」の様な謳い文句ではなかなか求める成果にはたどりつけません。
もちろん通われる方の年齢・身体の状態などにもよりますが私達は一人一人としっかりお話しをし、その方にあった期間・方法をご納得いただけるまでご提案します。
BodyGarageMachiyaはパーソナルトレーニングの本質を通われる方にお伝えする場所にしたくオープンしました。
色んな景色を見て思った事
初めまして!チーフトレーナーの落合です。
私が今までフリートレーナー→大型パーソナルジム勤務→フリートレーナー(現在)という道のりで思った事、プロフィールでは書ききれなかった今のパーソナルトレーニング業界のリアルをお伝えできればと思います。
※少々長くなりますがどうぞお付き合いくださいませ。。。
トレーナーの数=プロの数でなければいけない
私が過去含め現在フリートレーナーの活動をしている時に一番に感じた事として、プロ意識が高いトレーナーさんが非常に多いという事です。1人1人に対して個別のアプローチをかけていたり、しっかりとコミュニケーションを取りお客様のニーズは何なのかを考え最善のルートを提供しています。
私も自身のポリシーとして「パーソナルトレーニングにマニュアルを作らない」という事を意識してお客様へのトレーニング提供をさせて頂いています。
私が以前大手のパーソナルトレーニングジムで店長として在籍していた頃にももちろん数名は共感できるトレーナーさんもいました。しかし基本的には「昨日までは普通のサラリーマン」「トレーニングが好きだから」という方が1~2ヵ月の研修を終えアルバイトとして現場に立っている状況でした。新人トレーナーの方を教育する立場だった私は「自分の店舗のトレーナーだけでも最速で一人前のトレーナーに育て上げなければ!」と右も左も分からない新人トレーナーさんの研修をする日々でした。ただ現場に配属された以上はお客様の担当もスタートしてしまいます。これが私にとっては一番辛い状況でした。通われているお客様は一流のプロのトレーナーが担当するというイメージで通われているのに現実は違うというこのギャップがなによりも辛かったです。ある時目の鋭い数名のお客様から「もしかして・・・」と尋ねられる事も多々ありました。だからといってそういったお客様を全て私1人で抱えることもできない状況でした。
また大手のジムはマニュアルがあり、それをお客様に提供するのが大前提ですので当然ほとんどのお客様に対して同一のアプローチとなります。私はそこにも違和感を感じていましたが、当然トレーナーによってレベルの差がある以上、統一ルールにしなければならない事も分かっていました。また、毎回トレーニングの度にトレーナーが違う事に不信がられてしまう事も多々ありました。
大きな企業の中でその環境を変える事は難しいと判断した私は「やっぱり自分の範囲で抱えられる範囲のお客様に最高のパフォーマンスを発揮したい」と思い、またフリーランスになる決意をしました。